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パオについて

明治維新も間近の文久二年(1862年)、当店は創業いたしました。

幕末、江戸時代ですからまだお城があり、当店でもお城へ御用聞きに行っていました。その頃、お城には女しか出入りが許されなかったそうです。 当時は「日野屋」という屋号で、酒、麹、調味料を主に扱っていました。量り売りの商売でしたので、その頃使った徳利などが今でも大事にとってあります。近くに茶畑を作り、茶師を雇ってお茶も作っていました。でもお茶作りの方は戦争が始まって止めてしまいました。

戦後はいわゆる酒屋さんとしての商いを続けていましたが、昭和五十七年ちょうどその頃各地にできてきつつあったコンビニエンスストアーのチェーンに加盟し約18年間コンビニとして営業を続けて来ました。

当店が「お茶とお惣菜のパオ」として生まれ変わったのは平成十三年の事です。時代の流れに乗った店から180度の転換でした。それまで当店の商売の中では傍流だったお茶を本格的に研究し始め、また工場で作られた大量生産の食品を1から手作りのお惣菜に切り替えました。

自閉症の子供を持った事が1つのきっかけとしてあったのですが、それと共に私たちの祖先が日本列島の中で何千年にもわたって培ってきた文化をただ消費しつくすような経済、社会の在り方に疑問を持った事も理由の1つです。

このホームページは、私たちの店の商品を皆様にお薦めし、お買い上げ戴くための広告媒体でもありますが、また今の社会の中で何か商売を通して貢献できる事はないかと模索する私たちの挑戦の記録でもあります。


 不定期ではありますが、そんな私たちの思いを「パオ通信」として掲載しています。是非、ご覧下さい。



案内図

お茶とお惣菜の店『パオ』は小さいけれど
日光の守りを果たしてきた歴史ある城下町、
壬生町にあります。

〒321-0227
 栃木県下都賀郡壬生町通町8-11
 TEL&FAX 0282-82-0064